この記事ではAmazonプライムデビオのメリット・デメリットを紹介しています。
ネット通販の最大手のAmazonが運営する動画配信サービスで、あくまでもプライム会員のおまけとして視聴することができます。しかし、動画を楽しみたい人にとってどんなサービスなのか気になりますよね。
プライム会員歴3年以上になる僕がAmazonプライムビデオについて徹底解説していきます!
特長やメリット・デメリットを知っていただき、納得したうえで利用してもらいたいと思っています。
Amazonプライムビデオはコスパ最強!
動画配信サービスの中では月額料金がとにかく安いのがAmazonプライムビデオです。他社と異なる点は支払が年会費となり、料金は年3,900円(税込)に設定されています。
また、月額プランも用意されていて、そちらは400円(税込)となっていて、月額プランで利用しても動画配信サービスの中では格安といえるでしょう。
ちなみに年会費のほうが月々75円もお得になり、月額換算すると325円でレンタルショップで旧作を3本借りる金額となっています。*旧作100円として計算
他社との料金比較表
サービス名 | 月額料金 | 無料期間 |
---|---|---|
Amazonプライムビデオ | 325円(月額換算) 追加課金あり | 30日間 |
Hulu | 933円 | 14日間 |
dTV | 500円 追加課金あり | 31日間 |
U-NEXT | 1,990円 追加課金あり | 31日間 |
Netflix | 650円~ | 30日間 |
auビデオパス | 562円 追加課金あり | 30日間 |
TSUTAYA DISCAS | 933円~ 追加課金あり | 30日間 |
DMM.com見放題chライト | 500円 | 14日間 |
FOD | 888円 追加課金あり | 31日間 |
dアニメストア | 400円 追加課金あり | 31日間 |
こんな人におすすめ
1.料金をとにかく安く抑えたい人
2.Amazonで買い物する人
3.アニメが好きな人
4.動画をダウンロードしたい人
5.プライム特典のサービスを使いたい人
注目するべきは料金に思えますが、プライム会員になることで様々な特典を得られることです。
プライムビデオはあくまでも特典の1つであって、他にも音楽を聞けたりAmazonの送料が無料になるため特典の多さには驚きを隠せません。つまり、コスパは動画配信サービス中ではNo.1と言っていいでしょう。
上記のまとめのうち3つ以上当てはまるなら検討する価値は十二分にあります。とくに動画のジャンルでみると「アニメ」が好きな人はピッタリです。最新のTVアニメの見逃し配信も利用できるし、プライム会員のおまけにしてはラインナップが十分すぎると言えるでしょう。
Amazonプライムビデオのサービスの特徴
日本でプライム会員がスタートしたのは、2007年で8年後の2015年から「プライムビデオ」が始まりました。開始当初はオマケ要素が強く、ラインナップも決して多いとは言えるものではありませんでした。
2017年9月現在では35000本以上で最も多いジャンルはドキュメンタリー系となっています。(当サイト調べ) 配信している作品は最新のアニメからバラエティまでと幅広いジャンルを取り扱っていますので、スキマ時間に視聴するには十分すぎるでしょう。
料金について
Amazonプライムビデオの料金プランは年会費プランと月額プランの2つが用意されています。
年会費3,900円(月額換算325円)
月額プラン400円
月額325円で35000本以上の作品を視聴できることを考えれば、いかにコスパが良いのか理解いただけたかと思います。
配信タイトル数について
2017年9月現在、総配信数は64,000本以上となっています。このうちプライム会員の特典で追加料金なしで視聴できるのが35,000本以上となっていて、全配信数の半分以上を視聴できます。*当サイト調べ
また、作品は定期的に入れ替えが行われるため見放題対象から外されることもあります。
サービス開始直後から配信数が減ることはなく、増える一方であったため今後も増えると予想しています。
画質について
Amazonプライムビデオの最高画質は2160p(UHD)で動画配信サービスの中ではトップですが、基本的には1080p(HD画質)です。
4Kに対応している作品はごく僅かで対応している視聴デバイスも必要になります。デバイス対応表を以下のようにまとめます。
画質 | 対応デバイス |
---|---|
SD画質 | Androidデバイス |
HD画質 | iOSデバイス PS3/4 Windows、Mac、Fire TV Stick、Fireタブレット、Kindle Fire |
UHD | Amazon Fire TV(第2世代) Sony Xperia XZ Premium G8141, G8142, SO-04J SHARP SH-03J, SHARP 605SH, SHARP SHV39 |
HDR | Samsung Galaxy 8, 8+, Galaxy Tab S3 Sony Xperia XZ Premium G8141, G8142, SO-04J SHARP SH-03J, SHARP 605SH, SHARP SHV39 |
UHDとは、ハイダイナミックレンジの略称のことで明るさを拡大した画像のことです。従来では暗い画質は暗いままの画像で見えづらいこともありました。しかし、ハイダナミックレンジの技術が確立したことによって暗い場所でも自然な明るさを表現することができるようになったのです。
HD画質は、ほぼすべてのデバイスで視聴可能ですが、多くのAndroid端末はSD画質になってしまいます。XperiaやGalaxyといったハイスペックスマホなら最高画質で視聴が可能となります。
プライム特典は他にもある
動画が見放題になるだけでなく、Amazonでの送料が無料になるほかプライムミュージックで音楽が聴き放題になります。
この他にもいくつかの特典がありますが、プライム会員の特典をまとめると以下のようになります。
1.送料無料はもちろん、お急ぎ便も無料
2.プライムビデオ見放題が楽しめる
3.追加料金なしで音楽聴き放題
4.無制限に写真を保存できるクラウドサービスが利用可能
5.先行タイムセールを利用できる
注目するべきは上記5つの特典となっています。
Amazonプライムビデオのメリット・デメリット
プライムビデオの最大のメリットは安さです。プライム会員の年会費を月額換算すると325円という驚きの安さで利用でき、動画だけでなく様々な特典を利用できるのでコスパの面では最強といえます。
逆に最大のデメリットは動画に着目すると配信数(見放題対象)が他社と比較すると少ないことです。2017年9月時点では見放題対象となっているのが35,000本程度と他社と比較すると少ないことがわかります。
そんな一長一短があるAmazonプライムビデオのメリットとデメリットについて徹底解説いたします。
メリットについて
Amazonプライムビデオのメリットをまとめると以下のようになります。
・料金が安い!
・動画をダウンロードできる
・視聴時の機能が優秀
・オリジナルコンテンツに力が入っている
・最高画質はUHD(HDRにも対応)
・プライム特典が盛り沢山
料金の安さが最強
プラン | 料金 |
---|---|
年会費プラン | 3,900円 (月額換算=325円) |
月額プラン | 月額400円 |
なんといっても実質の月額料金が325円という驚きの安さを誇っているのが最大のメリットです。いい意味で安さに見合わない内容になっているのでコスパ重視の方はAmazonプライム一択と言っていいでしょう。
動画をダウンロードできる
Amazonが提供しているアプリを使えばスマホに動画をダウンロードすることができます。
ダウンロードしておくことで電波がない場所での視聴も可能となり、なによりWi-Fi環境で事前にダウンロードしておけば通信容量を気にすることなく動画を視聴することができてしまいます。
ちなみにストリーミング再生時にかかる通信容量は以下のようになっています。
プライムビデオのアプリ上の画面になりますが、黒背景で見にくいので以下のような表を作成しました。ダウンロード時の容量も示していまので、参考までにご確認ください。
画質 | 通信容量 (1時間あたり) | ダウンロード時の容量 (2時間の映画) |
---|---|---|
最高画質 (4K相当) | 約5.8GB | 約1.8GB |
高画質 (HD画質相当) | 約1.8GB | 約1.3GB |
中画質 (SD画質相当) | 約0.6GB | 約0.7GB |
一部の作品はダウンロードできませんので注意してください。ダウンロード可能な作品はタイトルにダウンロードマークがついていますので実際に確認してみてください。
「10秒戻り・進み」機能が優れてる
「10秒戻り」と「10秒進み」の2つが用意されていて、利便性が優れています。他社と比較するとAmazonプライムビデオの機能が一番優れていると感じました。
たとえば、Huluの場合は30秒の巻戻しはありますが、早送りの機能はついていません。U-NEXTでは10秒の巻戻しと30秒の進む機能が付いています。Amazonプライムビデオでは10秒で区切られているため、飛ばしすぎてしまったりすることが少なく使い勝手が非常に良かったのが印象的です。
オリジナル番組がオモロイ
オリジナルコンテンツにも力を入れてるのがAmazonプライムビデオです。独自の動画を配信していて、地上波では放送できないような内容を配信しています。とくにバラエティ好きな方にはオススメです!
また、バラエティのお笑いの作品だけでなく、独自のドラマも配信していてYoutubeの動画とは違いテレビ番組を観ているかのうようなハイクオリティ作品が揃っています。
フルHDより最高にキレイな4K画質もある
Amazonプライムビデオでの最高画質はUHD(超高精細テレビ)と呼ばれる最高峰のレベルを提供しています。しかし、UHDはごく一部の作品しかありませんのでメリットとして言っていいか迷いました。
基本的な配信画質はSD・HDの2種類です。4K対応のテレビとAmazon Fire TVがあれば、最高画質のUHDで楽しむことができるでしょう。(作品も対応している必要あり)
プライム特典がお得すぎる件
プライムビデオは特典の1つであって、特典は他にもあるため本当にコスパが良いと感じるでしょう。 動画以外にも音楽が聴き放題になることやAmazonでの買い物時の送料・お急ぎ便といった特典がありますし、お得すぎてびっくりします。
特典が盛り沢山あるのに月額325円でいいの? と感じること間違いないでしょう。
デメリットについて
デメリットをまとめると以下のようになります。
・最新作の映画が少ない
・アニメ・バラエティ嫌いには向いてない
・見放題の作品が他社に劣る
・吹替作品がない場合が多い
最新作の映画が少ない
見放題だと最新作の映画はまったくないと思ってください。そもそも、映画の本数が極端に少ないと感じてしまうのがデメリットです。
プライム会員の特典の1つと考えれば十分なだと思いますが、映画を中心に楽しみたいと思っている人にはオススメできません。ですが、最新作の映画を視聴したい方はレンタル板のAmazonビデオを利用することがいいでしょう。
Amazonビデオのラインナップに満足できない人は「U-NEXT」をオススメします。最新作の配信がDVD・Blu-rayの発売より早いこともあるので新作チェックが日常的な人はU-NEXTがいいでしょう。
アニメやバラエティが嫌いな人には微妙
アニメ好きな人にはメリットとなりますが、アニメ・バラエティが嫌いな人にはデメリットとなります。
とくにアニメに関しては、テレビ放送後に見逃し配信をしていて新しいアニメにも対応しています。深夜アニメなど仕事の都合などで視聴が難しいときには重宝できますが、興味がない人からしてみれば、あちがたみがないともいえるでしょう。
配信数は他社に劣る
他社と比較すると配信数は負けています。プライム会員のおまけとして考えれば十分かもしれませんが、動画を楽しみたい人にとっては大きなデメリットとなるでしょう。
見放題の対象数は2017年9月時点で35,000本程度で作品の入れ替えなどがあれば、下回る作品数になる可能性もあります。多くの動画配信サービスは安定的に40,000本以上が見放題となっている場所が多いため、それを踏まえて考えるとオマケであると感じてしまいます。
しかし、Amazonのオリジナル作品などはハイクオリティなものが多く、一見の価値はありますので実際に視聴してみることをオススメします。
海外作品の吹替がないことが多い
字幕が苦手な人にとっては残念ですが、吹替作品が少ないと感じてしまうでしょう。
海外作品を中心に楽しみたいけど、吹替じゃないと視聴したくない!って方には向いていないので「Hulu」をオススメします。Huluでは海外作品に強く、吹替も充実しています。
無料おためし期間は30日間
Amazonプライムビデオのおためし期間は30日間です。おためし期間がすぎると自動更新になっていて、月額プランの400円もしくは年会費の3,900円が請求されます。
また、おためし期間中はプライムビデオだけでなくプライム会員の特典をすべて利用できるので期間中にすべてを使い倒してみて、気に入れば継続してもいいのではないでしょうか?
年会費を月額換算すれば325円という驚愕の安さで様々な特典を利用できるのでオススメ度は非常に高いです。ちなみに僕はプライム会員になって3年ほど利用していますが、年々特典が充実していくので非常にコスパが良いと感じています。
まとめ
Amazonプライムビデオのメリット・デメリットをおさらいしますと以下のようになります。
強み
・月325円は安い!
・オフライン視聴が可能
・動画視聴時のユーザビリティが優秀
・オリジナル動画がハイクオリティ
・最高峰の画質もある
・プライム特典が盛り沢山
弱み
・最新作の映画が少ない
・アニメ・バラエティ嫌いには向いてない
・見放題の作品が他社に劣る
・吹替作品がない場合が多い
やはりなんといってもコスパ面で超えるサービスは他にないといえますので、コスパ重視の人はAmazonプライムビデオ一択といっていいでしょう。