大画面のテレビで動画を見ることができるようになるデバイス「Fire TV」と「Fire TV Stick」
FireTVやFireTVStickは、動画配信サービスを利用するのに便利なデバイスで、2017年まではアプリ経由でYouTubeも見ることができました。
しかし、2018年1月1日から「Fire TV」内のYouTubeアプリが配信停止となってしまい事実上のYouTube廃止となってしまったのです。
解決策の1つとして用意されているのが、WEBブラウザを経由して視聴することができます。
今回はFire TV・Fire TV StickにWEBブラウザを導入して、YouTubeを見る方法について紹介しています。
目次
Fire TVで利用できるWEBブラウザ
Fire TVではアプリストアを利用できることはご存知なことかと思います。Youtubeアプリの廃止と共に、新たに利用できるようになったなったのが「WEBブランザ」アプリであり、2018年1月現時点で利用できるWEBブラウザの種類は
- Fire Fox
- silk
上記の2つのWEBブラウザが主に利用できることとなりました。本題のYoutubeを見る方法では、WEBブラウザでYouTubeにアクセスすることで動画を見ることができるというわけです。
それぞれのWEBブラウザの特徴について簡単に紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。
Fire Foxの特徴
Fire Foxは、WEBブラウザの中でもプライバシーを尊重する姿勢が強い印象を持つことでしょう。シークレットタブを利用すれば端末にパスワードや閲覧履歴、Cookieなどを保存することがありません。
Fire Foxの最大の利点は「リーダービュー」です。
WEB上の記事の中で余計な装飾や広告といったものを排除して純粋な文章を読むことができるので、普段利用しているWEBブラウザから乗り換えてもいいかもしれませんね。
silkの特徴
正式な名称は「Amazon silk」といいます。
Amazonデバイスであれば必ず標準設定されているブラウザで、kindleやFire タブレットから利用することができます。一番の特徴は、Amazonのクラウドサービスが利用しやすいこと、クラウドサーバーに画像やデータを保存すれば、スマホやタブレットにデータを移すことも簡単なのです。
オススメのブラウザは?
前述したWEBブラウザでいえば、silkよりもFire Foxがオススメとなります。
WEBブラウザを利用する目的は基本的に検索となりますが、どちらもその役割は十分です。ところが、機能面ではFire Foxのほうが使いやすい工夫がされており、検索速度もFire Foxのほうが遥かに早いと感じてしまいます。検索表示がされるまでの待機時間がストレスに感じるならばFire Foxを試してみるべき。
今回の利用目的としては、Youtubeアプリの代用として利用するのでどちらにせよオススメは「FireFox」となります。
Fire TVでYoutubeを見るまでの手順について
それでは実際にFireTVでYoutubeを見れるようにするまでの手順について説明します。
FireTVにFireFoxをインストールする
FireTVを起動させて「アプリストア」を開きます。おそらく、トップにアプリページが表示されているのですぐにわかるかと思いますが、「FireFox」を選択してください。
もし、トップに表示されていない場合は検索を利用してみてください。
▼アプリストアトップの表示画面
▼FireFoxの詳細画面
アプリストアから簡単にインストールすることができ、すぐにダウンロードが開始されます。
FireFoxを起動するとYoutubeにすぐにアクセスできる
FireFoxを開くと、検索画面が表示されます。そして、上記画面のようにオススメの表示がされるので、その中に「Youtube」があるので選択すればYoutubeを開くことができます。
▼Youtubeを開いた画面
まとめ
実際に利用してみるとYoutubeアプリのときと変わりがないほどの使い勝手だったので、とくに問題はありませんでした。
ただ、FireFoxを一度開いてからYoutubeを開くという手順が必要になるので面倒になることも考えられます。
このような仕様になってしまったのも企業間のもつれが原因であり、利用者側としては誰も得をしない現状となっています。Amazonはもしかしたら「Amatube」を作るための1つのキッカケにしているのかもしれませんね。